自宅サロン集客のためのインスタ活用術!#(ハッシュタグ)の使い方
こんにちは。
鈴木夏香です。
自宅でサロンを開いているセラピストの悩みの1つが、「なかなか集客できない」「集客したいがやり方が分からない、うまくいかない」というもの。
今回は、自宅サロンの集客にぜひ活用したいSNSとして「インスタ」ことインスタグラムの活用が最適であることと、その理由を解説します。
またサロンの魅力を広く知ってもらうために欠かせない「#(ハッシュタグ)」の使い方も紹介します。
なぜ自宅サロン・セラピストはインスタグラムをやるべきなのか
自宅でサロンを開業し、それなりにリピーターのお客様もいるけれど、それ以上の新規問い合わせや予約が増えない…。
と、集客がうまくいかず悩んでいるサロンオーナーやセラピストは本当にたくさんいます。
集客がうまくいかない最大の原因は、やはり量・範囲ともに発信が不足していること。
友人への声がけや口コミ、チラシや地域版のフリーペーパーでは、リーチできる範囲が圧倒的に少なく、その中であなたのサロンに興味を持ってくれる人はごくわずかな人数となってしまいます。
そこで、まずはサロンを知ってもらうための発信を広くインターネットで行っていくわけですが、ブログや動画・各SNSなどさまざまな発信方法がある中で何を選べばいいのでしょうか?
実は、自宅サロン・セラピストの人にもっとも適しているSNSははっきりしています。
それが今回紹介する、インスタこと「インスタグラム」。
理由はおもに次の3つです。
- 画像がメインのSNSだから
- 年々ユーザーが増え続けているから
- 検索でサロンやセラピーを探す人が多いから
セラピーには色々な種類がありますが、カラーセラピーやフラワーセラピーなど見た目も癒しにつながるものも多く、また施術を伴うものは、長々と文章で書いても伝わりにくいですが、画像を添えることで「どんなことをするのかな?」という不安を取り除いてくれます。
インスタグラム以外のSNSには「フェイスブック」や「ツイッター」などもありますが、ツイッターは140文字以下の文章をメインに投稿するもの。サロンの魅力を伝える力はインスタグラムには及びません。
フェイスブックは実名で利用しなければならず、サロンを探したい一般女性ユーザーの利用が少ないというデメリットがあります。
またフェイスブックの利用者がここ数年横ばい状態なのと比べ、インスタグラム利用者は年々増えており、2019年の調査では前回よりも10%以上多く3300万人の国内ユーザーがいることが分かっています。
そして日本では、「インスタで買いたいモノの情報を探す」「インスタでサロンを検索する」という使い方をする人が海外と比較して非常に多いというデータもあります。
つまり、チラシや口コミと違って、インスタであなたのサロンの発信を見たり、検索して見つけてくれたりする可能性がある相手は3300万人もいるということなんです。
あなたのお客様は、どんな言葉でインスタグラムを検索している?
インスタでサロンを探したいときや、心身の悩みを解決したいとき、利用者はどのような言葉で検索するのか考えてみましょう。
- 悩みや症状…肩こり、むくみ、毛穴、不眠など
- サロンのジャンル…リフレクソロジー、リンパマッサージ、整体、ヒーリングなど
- サロンの立地…〇〇市、〇〇駅、〇〇沿線など
- 効果…小顔、癒し、デトックスなど
上記のようなキーワードでサロンを探しているお客様に見つけてもらうためには、自分のインスタグラムアカウントで、それに該当するような発信を続けていることが最重要です。
インスタグラムの#(ハッシュタグ)とは?使い方を解説
インスタグラムが行ったアンケート調査によると、インスタ利用者の20%は毎日のように検索をしており、さらにそのうち42%の人は検索後に気になるお店のホームページを訪れたり、問い合わせ・予約・購入などの行動を起こしたりしているそうです。
例えば、あなたがアロマセラピーを取り入れたボディケアのサロンを開いているとすれば、インスタグラムでは、サロンでのコース内容などはもちろん、使っている精油の紹介やどのような効果があるかなど、アロマに関連した知識や情報などを投稿すれば、アロマトリートメントに興味のある人に検索で見つけてもらうことができます。
ただしこのとき、写真の説明(キャプション)部分に「これは〇〇というアロマオイルです」「アロマトリートメントでリラックス効果を」などと、普通の文章として書くだけでは検索で見つけてもらえません。
見つけてほしい単語(キーワード)の頭に「#(ハッシュタグ)」をつける必要があるのです。
例えば「#アロマ」という形です。
さらに注意点として、ハッシュタグの記号「#」は全角では認識してもらえませんので、必ず半角の#を使うこと、キーワードの後には空白(スペース)を空けることを忘れないように。
1つの投稿につき、ハッシュタグは30個までしか使えないことも覚えておきましょう。
おわりに
今回は、サロンやセラピーの内容を広く知ってもらうために欠かせないSNS「インスタグラム」と、基本的なハッシュタグの使い方を紹介しました。
広告掲載とは違い、投稿するだけなら費用がかからないのもSNS集客の利点です。
ぜひ、あなたのサロンの魅力や世界観が伝わり、ファンができるようなインスタ運用を目指してみて下さいね。
参考:
Facebook newsroom「Instagramの国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破」
https://ja.newsroom.fb.com/news/2019/06/japan_maaupdate-2/
Instagram Business「国内利用者のInstagram活用の現状」
https://business.instagram.com/blog/instagrammers-in-japan/