自宅サロン流【インスタ映え】で集客アップにつなげる3つのポイント
こんにちは。
サロン集客コンサルタントの鈴木夏香です。
セラピストやカウンセラーなど自宅サロンのオーナーにとって、集客にぜひ活用したいSNS「インスタ」こと「Instagram/インスタグラム」。
最近では男女問わずユーザーが増加しており、インスタグラムで多くの人に見てもらうことは、サロンへの問い合わせや申し込みを増加させる重要な手段となります。
そんなインスタユーザーにたくさんの投稿の中から目を止めてもらうには、思わず見てみたくなるような写真=インスタ映えする写真が欠かせません。
そこで今回は、サロン集客につながる「インスタ映え」な写真投稿のポイントを解説します。
目次
自宅サロン・セラピストのインスタグラムは写真の質が重要!
いわゆる「インスタ映え」する写真と、普通の写真とは何が違うのでしょうか?
以前は、派手なスイーツなどインパクト重視の写真や、海外の絶景など映像的に美しい写真が「インスタ映え」と呼ばれていましたが、最近では「インスタ映え」の定義も奥が深くなっています。
その写真を見たときに、訴えたいものが引き立ち、余計な要素が入り込まないように計算されている、発信者の世界観が伝わってくる…そんな写真が「インスタ映え」といえるでしょう。
自宅サロンの場合、インスタ映えする写真を撮るには、サロン風景やセラピーに使うアイテムなどを漠然と撮影するのではなく次のような点を意識すると良いでしょう。
- 背景に事務用品など雑多なものが入り込まないようにする
- カーテン、家具、クロスなど室内の色調を統一する
- 窓辺など自然光の入るところで明るくはっきりと撮影する
- アイテムを引き立てる小物を添えて撮る
- 常に被写体を中央に置くのではなく、時にはあえてずらして配置し余白を生かす
予算に余裕があれば、一眼レフを使う・プロに撮影してもらうなども確実にクオリティの高い写真を撮れる方法です。
しかし、それが無理でも、最近はスマホのカメラでも細かいグッズをくっきりと撮れる「マクロ」機能や被写体だけにピントを合わせて背景をぼかす「ポートレイト」機能などがついたものも多くありますので利用してみましょう。
撮影後の写真を加工できる無料のアプリも多数あります。
慣れてきたら、雰囲気のある写真にするためにあえてセピア色のフィルターをかけるなどのテクニックを使うのも良いですね。
お客様にも「インスタ映え」する写真を撮ってもらおう
インスタグラムのユーザーは、旅先の風景やお店の料理・ペット・買ったものなどを投稿し、友人や他のユーザーに見てもらうことでお互い「いいね」を送り合って楽しんでいる人が大多数です。
サロンに来たお客さんが、みんなから「いいね」と言ってもらえるような写真が撮れれば、インスタグラムに投稿してもらえるはず。
室内すべてを「インスタ映え」にすることは難しいかもしれませんが、例えば
- 施術するベッド周りだけは余計なモノを置かず、布やボードで背景を整えておく
- テーブルの上にアロマオイルなどのアイテムと季節のグリーンや花をディスプレイしておく
といった、そこを撮影すれば即インスタグラムに投稿できるようなスポットをいくつか準備しておけばOKです。
手描きのイラストや文字のデザインが得意なら、サロンのメニューやコースを立てかけておき、「サロン名の#(ハッシュタグ)をつけて投稿して下さいね」などと書き添えておくのもいい方法ですね。
自宅サロンの集客アップにはインスタ動画投稿もおすすめ
インスタグラムには、写真と同じ感覚で「動画」も投稿できます。
施術やマッサージの手順などの一部を動画で発信することで、写真よりも何倍もサロンの様子が伝わりやすくなるため、「自分の好みに合いそうだ」と感じたお客様からの予約に結びつくかもしれません。
動画の発信というと「Youtube(ユーチューブ)」が思い浮かびますが、Youtubeをしっかり運営・更新するには、質量ともにかなりの動画コンテンツの作り込みが必要になってきます。
もちろん動画作りが得意な人はそちらをメインにしても良いですが、インスタグラムでは写真がメインなので、写真7:動画3くらいとサロンを運営しながら無理なく発信をつづけていける割合ではないでしょうか。
インスタグラム投稿の効果的な配置テクニック
インスタグラムであなたのサロンをたまたま見かけたり、ハッシュタグでセラピー名などで検索して見つけてくれた人は、おそらく次にあなたのこれまでの投稿(写真)をチェックしてくれるでしょう。
スマホでは、インスタグラムの過去の投稿は、3枚横並びで、およそ9枚ごとに表示されます。
その時に、たとえばメニュー紹介の文字ばかりが並んでいたりすると、面倒になって見るのをやめてしまうかもしれません。
投稿一覧の画面にも、「インスタ映え」する写真が必ず含まれるように考えて配置していきましょう。
おわりに
今回は、分かるようで分からない「インスタ映え」について、サロン集客の観点から解説しました。
ぜひ参考にして、見るのが楽しくなるようなインスタグラム運営を目指して下さいね!