起業したい女性は仕事を辞めるべき?会社を辞めるベストタイミングは?

起業したいと考えている女性の中には、
「今務めている会社は辞めるべきなのかな?」
という疑問を抱えている人もたくさんいるでしょう。
そこでこの記事では、起業したい女性は会社を辞めるべきなのか、会社を辞めるベストタイミングはいつなのかということについて、詳しく解説していきます。
目次
・起業するからと言ってすぐに仕事を辞めるのはおすすめできない
結論から言ってしまうと、起業するからと言ってすぐに仕事を辞めるのはあまりおすすめできません。
では、なぜすぐに会社を辞めてはいけないのでしょうか。
その理由について、詳しく見ていきましょう。
・・成功する保証はない
起業には少なからずリスクがついて回ります。
100%成功するビジネスというのは1つもなく、安易な考えで会社を辞めてしまうと、仮に起業がうまくいかなかったとき、思うように売り上げが経たなくなってしまった時に生活が苦しくなってしまうことがあるのです。
また、起業してすぐに大成功を収めるというのは中々難しく、成功を手にするまでにはある程度の時間がかかることもあります。
このようなことも含めて、起業してすぐに会社を辞めるのはおすすめできないのです。
・・仕事を辞めなくても起業はできる
会社を辞めなくても起業をすることはできます。
例えば、週末起業と言って、土日だけ自分のビジネスを行うというやり方もあるのです。
先ほども解説したように、いきなり会社を辞めてしまうと、リスクの度合いが大きくなってしまう可能性がありますので、最初は会社員と並行して自分のビジネスの土台を構築していく方が良いでしょう。
・起業を決心してすぐに仕事を辞めるとどうなる?
では次に、起業を決心してすぐに仕事を辞めてしまった場合に起こり得る代表的なトラブルについて、詳しく見ていきましょう。
・・しばらく無収入状態が続くことがある
起業直後はお客さんもいない状態ですし、ビジネスの基盤が出来上がっていない状態ですので、売り上げが思うように立たなくなることもあります。
そうなると、当然収入も少なくなりますよね。
しばらく生活しているだけの貯金があれば別ですが、そこまで蓄えに余裕がない場合、生活費が回らなくなってしまうこともあるのです。
・・精神的な余裕が持てなくなる
起業を成功させるためには、常に冷静でいる必要がありますし、気持ちに余裕を持つ必要もあります。
しかし、会社員を辞めてしまい、唯一の収入源が経たれてしまった場合、
・不安
・焦り
・恐怖
などから、正常なメンタルを保てなくなる場合があるのです。
正常なメンタルを保てなくなると、冷静な判断ができなくなりますし、仕事にも身が入らなくなってしまいますので、失敗する可能性が高くなります。
・起業したらどのタイミングで仕事を辞めるべき?
起業してすぐに会社を辞めることはあまりおすすめできないのですが、いつかは会社を辞めて、自分のビジネス一本に絞っていく必要があります。
では、どのタイミングで仕事を辞めれば良いのでしょうか?
・・ある程度ビジネスが形になってきたタイミング
自分のビジネスがある程度形になってきて、会社員としての給料と同額、あるいはそれ以上稼げるようになったら、会社を辞めても良いでしょう。
このタイミングで会社を辞めることで、精神的な不安やストレスを軽減しながら自分のビジネスと向き合っていくことができます。
ただし、会社員として働きながら自分のビジネスを形にするというのは決して簡単ではありませんので、覚悟をもって挑戦してください。
・・自分のビジネスに集中できないと感じたタイミング
会社員をしながら空いた時間で自分のビジネスを行うというのは、決して簡単な事ではありません。
場合によっては、
「会社員と並行する形だと集中できない」
と感じてしまうこともあるでしょう。
このような場合は、思い切って退職して、自分のビジネスに集中できる環境を作ってみるのもおすすめです。
唯一の収入源をあえて絶つことで、自分を本気にさせることができますので、短期間でビジネスを形にできる場合があります。
ただし、一文無しで会社を辞めるのはリスクでしかありません。
自分のビジネスに集中したいという理由で会社を辞めるのであれば、最低でも数か月分の生活費を蓄えておくようにしましょう。
・まとめ
起業したからと言って、すぐに会社を辞めるのはあまりおすすめできません。
会社員をしながら起業家として活動するのは決して簡単な事ではなく、場合によっては自分のビジネスに費やす時間が少なくなってしまうこともあります。
しかし、会社員を続けながら自分のビジネスを構築していくことによって、最低限のライフラインを守ることができますので、心に余裕を持ちながら取り組んでいけるようになるのです。
とはいえ、いつかは会社を辞めて自分のビジネス一本に絞っていかなければなりません。
「いつ辞めればいいかわからない」
「このままだとずるずると会社員を続けてしまいそう」
という不安を抱えている人は、先ほど紹介したタイミングを参考にしながら退職時期を決めていきましょう。